形として残らないもの、

後期が始まって約2週間が過ぎた。

数年ぶりに典型的な風邪を引いたりなんかしたけれど、プレゼンも大量の課題もなんとかこなしている。ホント、エライ!

 

 

 

この前、卒業アルバムの写真撮影の時、友人が

「私は残るものが嫌いなんだ。」

と深く溜息をついているのを見て、そうだよなああああ、と思った。彼女はピアノが弾ける。ピアノが好きな理由は、形として残らないからだ、と。

 

でも、、、

ひとが、別れたあるひとのことを最初に忘れていくものは、横顔であったり、顔のパーツであったりで、次に少しずつ少しずつ、口癖を忘れて、声を忘れて、シルエットを忘れて、、、そして、本当に最後まで覚えているのは、香り、だとか。

 

形として残らないもののほうが、思い出として深く深く心に刻まれるものなのかも。

 

 

 

 

昨日もあまり良い夢を見なかったけれど、今朝目覚めるまで見ていた夢が、本当に最悪だった。でも、その夢は、おそらく私が今抱えているもののなかで最も重要なことのひとつなんだろう。

誰かに聞いてほしいな、と思って、おそらく休日であろうNにLINEしたけど、そんなことすべきじゃなかった。ちなみに、夢の内容はNには全く関係がない。

でも、私の夢は私だけのもので、私のトラウマは私だけのもので、私の苦悩は私だけのもので、私だけにとどめておくべきなんだな、と、彼から来た返信で思い直した。きっともう、淋しさも悲しみも名もない感情も、もう彼とが共有できるものは何もないな、と思った。そもそも、最初から出来ていたのかさえ、甚だ疑問な話だけど。

私とNは、もうどうやったって、この距離でしかない。これ以上、もうこれ以上、近づけやしないんだ。私のほうから、少しずつ、一歩ずつでも、遠ざかっていくことを、彼は望んでいる。それが正しいことだし、本来の筋だし、そういう契約の下で私たちはこれまで来たんだ。

 

 

 

 

あーあ。

いつまで私は、過去にしがみついて生きていくのだろう。