母の日に傷つく誰かへ
今週のお題「おかあさん」
明日は母の日ですね。
昨年、私が更新したこの記事。
もし良ければ、ぜひ読んでいただきたい記事です。
mercy07s.hatenadiary.jp
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あれから一年が経とうとしているのですね。
たった一年で、状況も立場も家族も色々変わったけれど、この思いは、何一つ変わっていません。
母の日。
今年は、去年とは別の視点から話してみます。
私は、自分が母になることが想像できません。
というか、結婚願望すらありません。恋愛もあまり興味がありません。
22歳、この先どうなるかわからないけれど、少なくとも今は、子供を産むことを考えていません。
‥‥‥と、いうことを、オフラインの場では、言いにくいことなのだ、と最近気づきました。
今、私の上司や先輩は殆どが既婚者で、息子さんや娘さんがいるお母さんです。だから、当然お子さんの話で盛り上がるし、「あなたも早く良い人見つかるわよ」なんて肩を叩かれます。
私は、自分が母になることは考えていないけれど、自身の母親のことは本当に愛しているし、世の中のお母さん全てを尊敬しています。隣に住む八カ月の赤ちゃんとママを見るたびに、その想いは深くなります。いろんな背景、事情を抱えていながら、必死にひとつの命を育てる。その責任の重さは、計り知れないです。本当に、本当に、本当に、尊敬します。ありがとう。
でも、と私は思うのです。
自分がお腹を痛めて産んだ子どもを育てているひとだけが、「お母さん」じゃない、と。
子どもを育てながら働くことだけが、女性として素晴らしい生き方ってわけじゃない、と。
私には、血の繋がったお母さんだけじゃなく、「母の日」に感謝したいひとがいます。
中退した大学で出会った寮母(この言い方も少し変ですよね)さんにも、十代の頃働いていた介護施設の上司にも、今の会社の上司にだってもちろん、ありがとうって言いたい気持ちになる日です。
お母さん。
女性の社会参画が著しく進んでいるからこそ、何らかの理由で「母の日」に傷つく誰かが、少しでも楽に生きられる、そんな世の中になればいいな。